弊社「敷嶋あられ 嵯峨乃家本店」は、創業より皆様のご厚情をいただいて
営業を続けて参りましたが、
経営環境の変化、今後の動向を見据え
誠に勝手ながらこのたび「令和6年2月29日」をもちまして閉店いたしました。
「より良い材料を誠実に正直に、
手間を惜しまず作りあげる。
嵯峨乃家 ”謹製" (きんせい)
であること」
この謹製とは明治35年の創業時から「心を込め、謹んで作る」という、代々職人達の「矜持」であり、
現在まで紡いできた「嵯峨乃家」の揺るぎない「信念」であります。
それは押し付ける「価値」ではない日本ならではの「謙虚さ」、
「おもてなしの精神」が育んできた、
食の作り手から受け取り手に伝えたい「敬意と感謝」を示す言葉です。
その信念と共にここ「横浜」で
明治36年から商いを始めて以来、120年余り。
この地で多くの人々の支援と愛情を受け、町の発展と共に皆様に育てて頂きました。
私共は先人達から技術と知恵を受け継ぎ、「手作り」によって醤油や餅米が持つ素材本来の味、食感が引き立つ伝統的な製法で「米菓のおいしさ」を伝えてまいりました。
しかしながらこのたび、その役割と使命を終え暖簾を下ろす決断をいたしました。
これまで厳しい時代であっても、
お付き合い頂いた関係各社すべての方々に、
いままで苦楽を共にした職人、従業員、仕事に従事して頂いたすべての人々に
そして最後まで「嵯峨乃家の味」を愛してくださったすべてのお客様に
長きにわたるご支援とご愛顧に、
改めて心からの敬意と感謝を申し上げます。
これからも「あられ、おかき、おせんべい」が皆様に手軽に楽しく召し上がって頂けるお菓子であり、変らない「伝統文化」として愛され続けるよう心から願っております。
そしてこの町に「手作りのあられ専門店」があったことを思い出して頂けたら幸いです。
2024年2月29日
敷嶋あられ 嵯峨乃家本店
●2月29日(木)を以って閉店致しました。
長年ご愛顧いただきまして、誠にありがとうございました。
敷嶋あられ嵯峨乃家本店のホームページをご覧いただき誠にありがとうございます。
当店は、伝統の味を伝える「あられ・おかき・おせんべい」の専門店です。横浜で百十余年、昔ながらの製法で丁寧に焼き上げる味わいを受け継いで参りました。長年に亘りご家族、ご親戚がお集まりの日のお茶請け、手みやげ、ご贈答品などにお求め頂きありがとうございました。どうぞごゆっくりご覧ください。
当店は『横浜のれん会』の会員です。
『横浜のれん会』とは、横浜を代表するたべものだけの会。「たべものだけの会」というのは全国でも珍しい会であるそうです。横浜の伝統と味を守り続ける老舗のお店の集まる中に加えて頂いていることは大変光栄なことです。ホームページには飲食店と物販店が27店舗紹介されています。 》横浜のれん会・公式サイト
お世話になっております。当店の掲載・リンクをありがとうございます!
》老舗食堂様 http://shinise.tv/shikishimaarare-yokohama/
当店の商品をたくさん紹介して頂いてます!ありがとうございます!